色々大河第3弾 -黄金の日日 vol.1-
-堺はイタリアのヴェニスの如く、誰の支配も受けず、黄金の日々を送っていた-
ポルトガル宣教師の書簡の一部が冒頭で朗読されて始まる大河ドラマ『黄金の日日』。面白い。いやはやホントに面白い。問答無用で面白い。とにかくですね、しち面倒くさく考えなくても全然大丈夫なのがこのドラマの良いとこです。「歴史なんてわかんな~い
」て言う人には是非!是非このドラマ見て欲しい。主役を含め、主な登場人物が半分オリキャラに片足突っ込んでる感じなので史実がどうとかあまり考えなくて済む。しかも目線が市井に生きる人々、現代の我々にも通じるところから見てるので共感しやすい。そんで物語もパンピーから大金持ちになるまでのサクセスストーリーだから夢があって、わかりやすい。古い作品だからって敬遠してるならそれはイケマセンよ!そんな人は矢沢永吉さんに言われてしまいますよ、「もったいない!」って。
というわけで『黄金の日日』の素晴らしさを例の如く、強引に御紹介させて頂きます![]()
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~黄金の日々を生きる奴ら~
・呂宋助左衛門(市川染五郎:現松本幸四郎)通称:助左
所属勤務先:納屋番→交易方→納屋番→退職・独立
属性:天然ピュアッ子その1。
将来の夢:海賊王・・・じゃなかった
父親のような立派な船乗りになる。そんで呂宋への航路を開く。
家族・友人関係:父(元船乗り、助左幼少時に嵐で死亡)。母(病死)。五右衛門と善住坊とは友達というより腐れ縁っぽい関係。後に呂宋でサバイバル生活を営む中で友情を育む。
特技:バイタリティがかなりある。意外と言語能力に長けている。
侘助的チェックポイント:今井家のお嬢様美緒(栗原小巻)が好きだけど、天然ピュアッ子なので美緒の思いにも気付かず、そうこうしてるうちに美緒は嫁に行っちゃってオロオロしてるしょうがないところがある。顔に似合わず雷が苦手という可愛らしいところがある。
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・杉谷善住坊(川谷拓三)
所属勤務先:鉄砲鍛治場→無職
属性:天然ピュアッ子その2。助左が頭の良いピュアッ子なら彼は頭の弱いピュアッ子。だから結構騙されたり、いいように使われたりするかなり危なっかしい奴。
将来の夢:模索中。何がしたいか自分でもわからない。引きこもらないニート。
家族・友人関係:家族構成は不明。今井家に奉公する前は比叡山にいたらしい。叡山に法林坊という友達がいる(叡山焼討ちで死亡)。
特技:鉄砲を撃つこと。その狙撃の腕を買われて信長を狙い、お尋ね者になってしまった。
侘助的チェックポイント:主人公補整のかかる助左と違って何か破滅的な匂いを感じてしまう先行きが気がかりな人。
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・石川五右衛門(根津甚八)
所属勤務先:飛脚番
属性:クールな一匹狼系。
将来の夢:金持ち。日比谷了慶さんちの娘笛(モニカ、夏目雅子)とどうにかなりたい(後日どうにかなっちゃってエラいことになる)
家族・友人関係:父不明。母も幼少時に戦で連れ去られてしまい不明。助左・善住坊の2人がボケとするとツッコミ担当。ゴレンジャーで言うところのブラックかブルー。(レッドは助左、イエローは善住坊)。
特技:足が速いこと。貯金。窃盗(
)。その特技を生かして今井宗久(丹波哲郎)からよく隠密まがいの仕事を頼まれる。
侘助的チェックポイント:五右衛門と笛のロマンスは、梶原一騎の『愛と誠』に匹敵するバイオレンスでエロティックでときどき純愛。
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この3人を私は「堺のズッコケ三人組」と呼んでいます。こいつら3人の見所シーンは現時点ではなんといっても第8話から第10話にかけての呂宋漂流記『いきなり黄金伝説-無期限サバイバル生活-』だと思います。助左は名前を呂宋助左衛門ということからわかるように、呂宋(現在のフィリピン)との交易を中心に財を成した人です。なのでこのドラマでは呂宋がキーワードになっているところがあります。そんな助左が呂宋への憧れを確固たるものにしたのは琉球へ向う船が嵐にあって呂宋へ漂着したことです。一緒に船に取っていた善住坊と五右衛門も共に漂着し3人でサバイバル生活を営む事になってしまいました。言葉も通じない、場所もわからない、時間もわからない、ナイナイ尽くしのなかで助左たちは持ち前のバイタリティで現地の人たちと少しずつ交流を深めていきます。それとともに助左・善住坊・五右衛門の友情も深まってきます。3話にわたる呂宋漂流物語はなんとフィリピンロケを敢行し、現地の俳優を多数出演してのエキゾチックジャパンな雰囲気を醸し出しています。その間のOP映像は出演者の3分の1がフィリピン人というスゴい事態になってました
これだけ見るとホントにこれ大河ドラマ?と思ってしまいそうなくらいアドベンチャー風味一杯なお話ですが、結構ホロッと来るシーンも多くて良いのですよ
現地の部族長が助左たちを認めて家を建ててあげるシーンとか(家を建てる=仲間と認められるってことみたい)、助左達が呂宋を去る時に船を用意してくれたりとか、それ見て私も「うぉぉぉぉおお
呂宋にも『漢』がいたぁぁああ
助左やったじゃん
」とかTVの前で雄たけびを挙げたとか挙げなかったとか・・・![]()
会社勤めしている私にとって、助左が今井家に奉公する姿や独立をすべきかどうか悩む姿などなど、色々と自分に重なる事が多く、観ていて自分の勤めてる会社のこととか思い出したりします。時代を戦国に移しただけで、中身は私たち現代人にも理解しやすい内容です。言ってみれば「戦国版課長島耕作」のようなものです。肩肘張らずに楽しく観る事が出来る『黄金の日日』。さぁ皆!T○UTAYAにGoだ![]()
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