久しぶりに『風林火山』を見た-エコな軍師-
近所のTS〇TAYAではちょくちょくレンタル半額セールをやっていて、それを機に久々に『風林火山』を借りて見た。
マジでおもしろかった![]()
現在諏訪攻め編に突入してるのだが、おもしろい。ファンの間では海ノ口城攻めのシーンが一番好き、という意見が多いのだが、確かにその回もいいけど私は諏訪攻めにおける政治的駆け引きが好きだ。
私は意外と合戦に対しては結構どうでもいいと思ってる。時々いる合戦マニアのように、ハリウッドばりのスケールのでかい合戦シーンなどN〇Kの予算では到底無理と思っているので正直全く期待していない。ただ、たとえちゃちいセットであっても見せ方によって「臨場感」が生まれるので、そういうところを工夫してとにかく「らしく見せて」くれれば別になんでもいい。時代考証がちょっとくらい間違っていても良い。とにかく「らしくあれば」良い。それよりも合戦に至るまでの経緯、内応・調略・裏切り・謀殺等々・・・そういう政治的な黒い部分の方にずっとずっと惹かれる。見ててワクワクする。すんごく楽しい。
軍師というと合戦時に策を巡らせる役と思いがちだがそうではないな、と気付く。戦国時代というと合戦ばっかりやってたかというと意外とそうでもなかったらしい。ほとんど合戦はしていなかったとなんかの本で読んだ(確か藤木久志氏の本だったっけか?)。なんでかっていうととにかく『金がかかる』から。合戦1回やるだけでそれが大きかろうと小さかろうと出費がかさむ。だからほとんどの場合、内応や和議などの『話し合い』で解決させていたとのこと。桶狭間とか川中島とか関が原とか・・・歴史に残る合戦はつまり『すごく珍しくて、大きな合戦だったから記録に残った』からだとか。目から鱗の落ちるお話だ。
それに、基本的に武士って『合戦のプロ』だから、百姓とかに比べれば断然強いし、よっぽど才能ない奴以外はそれなりに場数を踏めばそこそこ合戦も上手くなるはず。だからただ単に合戦だけやるならば別にそれほど軍師は必要じゃないと思う。普通の武士に出来ず、軍師に出来ること・・・それは『出費をいかに抑え、犠牲をいかに少なくして合戦に勝つことが出来るか』を考えられる、つまり『省エネ合戦』を提案出来ることなんじゃなかろうか。
諏訪攻めはすごく『省エネ合戦』だった。高遠を唆して戦を引き起こさせ、戦になると松明をたくさん掲げて兵の数を多く見せて敵を退かせ、そんで和議に持ち込む・・・武田方はほとんど兵力を失っていない。正しく『エコ』。時代を先駆け、地球に優しいエコキュートな合戦をやってのける、そんな勘助に痺れたゼ!
ちなみにこんだけ勘助褒めといて私、諏訪攻めにおいては終始諏訪氏の味方でした(爆)だって私は信濃の子なんですもの。仲代さんから始まって亀ちゃんもウッチーもみんなして信濃を攻める、佐久を攻める、諏訪がどうのって・・・・
いや、来なくていいから(笑)![]()
TVに向かってマジ突っ込みしちゃったよホントに。もう甲斐で頑張って!いきなり攻められても逆に迷惑だから!それと善光寺の秘仏パクらないで!勝手に自分の国に善光寺町とか作っちゃダメよ!(謙信アンタもよ
)
『風林火山』が初めて放映されたちょうど1週間くらい前に私は大学の卒論を提出した。奇しくも題材は武田氏が侵攻してくるちょっと前までの信濃の勢力図についてで、その一環で諏訪氏に関しては結構突っ込んで研究してた。だから諏訪氏に対する思いはそこそこ強い。なので俄然諏訪氏寄りなのはしょうがない。何度も言うけどだって私は信濃の子なんだもん
だから諏訪氏の話なら私結構暑苦しく語っちゃうゼ!でも話し始めたら終わらないから一つだけ。
あのね、おのれおのれ!の高遠さんなんだけど、彼の名誉のためにフォローさせてもらえるなら、彼自身はもしかしたらあんなユーモア溢れる小物キャラだったかもしれないけど(笑)「高遠氏」という一族は諏訪氏を語る上ではかな~り重要だから。「北斗の拳」のモヒカン達みたいな雑魚キャラじゃないから。そこんとこひとつヨ・ロ・シ・ク![]()
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