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色々大河 -独眼竜政宗- 第二陣

てなわけで、『独眼竜政宗』です。輝宗刺殺、毒殺騒動、弟殺し、小田原参陣・・・・を経て政宗もようやく中央政権に首を突っ込む中盤に入って参りました。

『独眼竜政宗』は前年までの近代大河3部作(「いのち」「春の波涛」「山河燃ゆ」)の視聴率が芳しくなかったため、その打開策として選ばれた再びの戦国物です。特徴として過去の大河に比べOPの演出にレーザービームとか使ったり、枕の部分で子役に米沢城を案内させたりと今までにない手法が用いられ、時にわかりやすく、時にイタイ(笑)演出が盛りこまれています。これは『政宗』が現在における『篤姫』『天地人』と同じく「新しい視聴者層の獲得・わかりやすい大河」というスタンスを掲げて制作されていたからなんだそうです。スイ-ツ大河の反対例として挙げられる過去大河の筆頭『政宗』も、そういった意味で考えれば「篤姫」「天地人」と同じ土俵の上にいたんですね。こうした背景を鑑みて思うことといえば・・・・・「日本人の知的レベルの退行」と言いますか「一億総白癖化への著しい促進」と言いますか・・・。ほんの2,30年前の「わかりやすさ」が今に至っては「大河ドラマの金字塔」と言われてしまうというのはいやはや情けないcrying私もそんな情けない視聴者の1人としてやはりもっと教養と知識を身に付け、もっと良質のドラマを見ていかなくては、と反省しきりです。

ま、それはともかくとして、ドラマも中盤に入り、登場人物も増えてきました。そこで今回は『太平記』同様、侘助の気になったキャラを強引にご紹介していきたいと思います。今回は政宗、片倉小十郎、伊達成実などおなじみの主要人物ではなく、ドラマに華を添える味な「脇キャラ」に限定して話をしていきたいと思います。主要なキャストの感想などを見たいのならこんなへッポコブログではなく、こちらのブログがお勧めです。『天地人』を含め、大河ドラマの各回の感想を楽しく、丁寧にお書きになっておられます。とっても素敵なブログですよchick

コチラ→http://blog.goo.ne.jp/yujinan

では、草葉の陰でキラリと光る名脇役たちをご紹介していきましょうsign01

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ー見てる奴しかわからない!

   謙様を支える小粋な漢達 cherry

原田左馬之助(はらださまのすけ 鷲生功)

イケメン武将。イケメンっつっても今時の草食系じゃなく、坂口憲二みたいなさわやかスポーツマン系の男前です。『政宗』は渡辺謙はワイルド系、西郷輝彦はフラメンコで燻し銀、三浦友和はほんのりぽっちゃり系(笑)と一癖二癖ある奴らが多く、そういう男たちの中で1人整った顔立ちと爽やかな雰囲気が際立つ正に正統派イケメンと言ってよい、侘助イチオシの脇キャラです。そうだよ、なんでもかんでもイケメンにすりゃいいってもんじゃないんだよ。燻し銀が10人いるうちのたった1人がイケメンであるほうが男前も際立つんだよ。EXZILEのタカヒロなんか正にそうでしょ?逆に『花ざかりの君たちへ』なんて上川隆也以外誰が誰だかわかんなかったもんcoldsweats01後藤孫兵衛(佐野史郎)と些細な事で仲違いしていたけどあとで非を認めて謝るとこなんか中々スポーツマンシップに溢れていて性格も良さそう。「漢」だ「漢」。イイゾ!角度によっては要潤に似てる。

小梁川泥蟠斎(おながわでいばんさい 福田豊土)

遠藤基信(神山繁)・鬼庭左月(いかりや長介)・伊達実元(竜雷太)の老人枠が退場すると代わりとばかりに前に出始めたおじいちゃん。天下のご意見番水戸黄門よろしく、若く血気に逸る政宗をやんわりと窘めたり出来る伊達家のご意見番。好好爺と呼ぶに相応しい風体が殺伐とした評定の間でもなんとなくホッとさせてくれる老人パワー炸裂の癒し系です。『風林火山』のガクト謙信と緒形宇佐美んのように若い人の中にご老人が入るとメリハリが利いていいですね。『天地人』もこういう老人枠を2,3人投入しないとしまらないよ。あと名前もなかなかスゴイ。「でいばんさい」って読むんですよ、これ。なんかインパクトある。

山家国頼(やんべくにより 大和田伸也)

その昔、我が家には『別冊太陽「家老特集」』なる雑誌があり、その中に宇和島初代藩主伊達秀宗に仕え、藩内の権力抗争に負けて討ち取られた山家清兵衛という人がいた。山家(やんべ)という一風変わった苗字をこのドラマで目にして、もしやなにかの関係が?と思ってちょいとウィキペディアを攫ったらどうやら彼の子供が山家清兵衛ということになっているらしい。おぉおお!なんか繋がったゾ・・・・とえらく感動してしまった。政宗の母、義姫の輿入れの際に最上家が付けた家臣。でも後に輝宗の人柄に惚れ、伊達家に忠節を誓うようになります。実は政宗の乳母の喜多(竹下景子)が好きだったり(フラレちゃうけど)、義姫の侍女のお茶子(鷲尾真知子)と強引に夫婦にされそうになったりと色々と苦労性な面を匂わせています。背中に中年サラリーマンの哀愁を感じる。

石田三成(奥田瑛二)

スゲェ嫌な奴だった。ホントに友達1人もいなさそうな人だ。このドラマの三成に関して言えば、直江兼続も大谷吉継も友達じゃないかもしれない。島左近も家臣になんなかったかもしんないcoldsweats01そうだよ、なんでもかんでも「みんな良い人」に描きゃいいってもんじゃない。時には悪役に徹することも必要なんだよ。汚れ役を一手に引き受けるなんて偉いぞ三成!そしてそれを演じきる奥田瑛二氏もグッジョブだgoodところで別件ですが侘助一押しの漫画『義風堂々』(詳しくはコイツを読んでくれ!)は、掲載雑誌の方に三成が出てきましてこれがまたえらい男前で吃驚しました。別に私三成は好きでも嫌いでもどっちでもないけどこ、こんな三成を見せられては・・・・「ほ、惚れてまうがなぁ!」。こりゃもう『天地人』とChangeするっきゃない!

蒲生氏郷(寺泉憲)

お坊ちゃん系。とっても人の良い感じなのに政宗が野心に任せてちょっかいだすから怒っちゃった。最初にこの氏郷役の俳優さんを見てから「誰かに似てるなぁ~」と思って見ていたんですがふと閃いた。そうだ!山口祐一郎さんに似てるんだ。怒ったりする時の口許のふくれ具合とか横顔や斜めからの目線とか所々で山口さんがオーバーラップする。雰囲気もなんか似てる。おぉぉぉぉ!・・・・・というかこの人のことでこんなに盛り上がれる人って私だけじゃなかろうか・・・・coldsweats01ちなみに氏郷の家臣役をしているのは『踊る大捜査線』のスリーアミーゴの1人、小野武彦さんです。知ってる俳優さん見かけるとなんか安心するわcherry

浅野長政(林与一)

誰?て感じでしょうねcoldsweats02浅野長政は秀吉の妻ねねの義弟で五大老の1人です。で演ずる林与一氏については私全く存じあげません。それなのに何故か印象に残っておりまして・・・というのもドラマに登場する武将の皆さんは大体野性味溢れるゴツめのお顔立ちの人が多い中、1人だけ戦後すぐの東映の時代劇に出演していたような、あるいは江戸時代の芝居役者絵から抜け出てきたような一重瞼で目の細く、どちらかと言えばのっぺり系の顔立ちで、それがまぁ一際異彩を放って私の目に焼きついたのです。昔BSで見た黒沢明の「姿三四郎」に出てた月形龍之介(←知ってる?)が頭に浮かびました。彫りの深い欧米系の顔立ちが増える昨今において、典型的な日本人顔ともいえる昔懐かしいお顔立ちに、古き良き昭和の面影を感じてしまいました。あとでさらっとウィキ見たら元歌舞伎役者さんということでした。道理でthink

chickchickchickchickchickchickchick

いやぁ・・・・自分で言うのもなんなんですが、こうやってみるとやっぱマニアックだなぁcoldsweats02石田三成ぐらいじゃないでしょうかね、そこそこ記憶にあるのって。見ていた皆さんわかりましたか?見てない皆さんはこんな脇キャラにも注目して御覧になるとドラマが一層楽しくなりますよhappy01

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コメント

大体分かりました(笑)名前はさらっとは出てこなかったけど…。

国分盛重役のイッセー尾形、大内定綱役の寺田農が「炎立つ」にも出てましたね。知っている役者さんを見つけると何か安心する。。

昨日「天地人」の再放送を見たよ。上杉家に真田幸村が人質としてやってきた回です。
上杉家の家臣?(東幹久かな?)の槍を幸村が盗ったとか、盗ってないとか、実は盗ってなかった!とか、チンタラやってました。
殺陣は変な編集効かせずに、真剣にやってほしいでおます!

投稿: ちばち | 2009年6月 7日 (日) 22時42分

おぉ!大体わかったとわ!
さすがちばちゃんshine
マサラー上級者だわwink

>槍を盗った盗られた、でも実は盗られてない

知るか!て話だよね、ホントにgawk
こんな奴らばっかじゃそりゃ敗けるわ。むしろお家取り潰しにあわなかったことを家康に感謝しないといけないよ。

YAHOOニュースで愛の兜かぶった妻夫木君の写真が載ってたけど、まんま端午の節句の小学生みたいでほんとチンチクリンだったcoldsweats01こりゃイカンぜよ。やっぱ草食男子じゃダメだ、アカンわsweat02

投稿: 侘助 | 2009年6月 8日 (月) 23時21分

こんにちは!お邪魔します。

イキな男に泥蟠斎と山家国頼がはいっているところがツウっぽくて素敵です~!
ワタシはそこに最上義光と大内定綱をプラスしたいですね♪ このドラマをみているとだんだんオヤジ愛に傾いてきちゃって、愛の兜をかぶってる若造なんか、ケッ、みたいな(笑)気宇壮大な?きもちになっちゃうんですよ。
ピンポイントに光るイケメン・左馬之助役の鷲生功さんは「天地人」にも出演してましたけど、なんかホント、居るだけでかわいそうでした…。

ところで、拙ブログに侘助さんのサイトをブックマークさせていただきたいので、よろしくお願いします。
なんかもう、昔の名作の香気を吸っていないと病気になってしまいそうなので(笑)。今後ともよろしくお付き合いのほどを…。

投稿: 遊人庵庵主 | 2009年6月18日 (木) 23時04分

庵主様、拙宅に足をお運び頂きまして恐縮です!コメントまで下さって・・・どうもありがとうございます。
こんなオタクブログでよければいくらでもリンクしてください。これからもよろしくですm(_ _)m

>最上義光と大内定綱をプラス

あぁそうです!この2人もいました!原田芳雄さんと寺田農さん、2人とも素晴らしい「味なキャラ」ですよね。
どちらも最初の頃は「なんか嫌な感じ」と思ってたんですが、定綱は終盤にかけては結構優秀な能吏ぶりを発揮しておぉぉ!と感心してしまいましたし、義光は悪役の裏に潜む悲哀を見てとれて同情してしまったり・・・と中々に奥行きのあるいいキャラでした。こういうキャラってやっぱ酸いも甘いも噛み分けた渋い俳優さんじゃないと絵にならないですよね。
男はやっぱ30過ぎてからが華ですよ。
「愛」にグッときてるうちはまだまだですね(笑)

投稿: 侘助 | 2009年6月19日 (金) 01時35分

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